わああ
どんどん流れる
流れてくる
私のスピードに
ちょうどぴったりの速さで
あふれるくらいの宇宙の風が
ひゃーひゃー流れてくる
軽く明るく
早く爽やかに
止まらずにどんどん
流れてくる
私頼んでないのに
もうこんなに流れてきちゃったよー
こんなに私に流れてきちゃって
いいのかな
私頼んでないのに
いいのかな
あ
いいのか
私の新陳代謝が早いから
ちょうどこのスピードが
宇宙の風の速度と
ぴったり合うから
こんなに調子よく
流れてくるのか
あ
そっか
なるようになってるだけか
そっかー
私のスピードが
もともといい感じなんだなー
小さい蝶々の羽とか
小花が風に吹かれて花びらが
空気に飛んでく感じとか
細かくって頼りないかと思っていたけど
これも地球の新陳代謝かー
エネルギーの循環が止まらないんだなー
こうやって小さなものが
生まれては消えていくことって
地球の新陳代謝が
いい感じってことか
じゃあわたしは
このままいい感じのスピードで
テンポよくいこー
くるくる回る車輪のように
爽やかに
エネルギーを回転させてよー
そこに同調する
宇宙の風が
ふわぁっと
たくさん流れてくる
小さいものたちが
空気に溶けていくのと同じペースで
新しくポロポロ
生まれてくる
この軽やかなペースが
いいんだなー
私の好きなテンポに
宇宙の風が同調して
私の車輪を
カラカラ
くるくる
回してくれる
私が回してるのか
宇宙の風が回してるのか
わからないくらいぴったり
息が合っている
ああ
よかった
私のペース
とってもちょうどよかった
こんなに嬉しいことないな
私の生きてるペースが
宇宙の風にとっても
一番嬉しいペースだなんて
ああ
よかった
きっと私
こうやってくるくる自分の光の車輪を回しながら
きもちいいことを
いっぱいやるんだ
宇宙の風も
そのことを知っていて
一緒にこの光を味わいたくて
私にたっぷりさらさら
流れてきてるんだ
いいよ
一緒に行こう
私の新陳代謝
すごくいい感じだから
どこまでも楽しいよ
ああ
ずっとこの光の車輪
回してたーい
きもちいいな
ああ
ありがとう
私いま
すごく嬉しいよ
ありがとう