５５

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私は

本当に

私の顔が好きだ

私はうっとりと

自分に見とれている

私が選んだこの顔　体　手足

そして

私が選び、導かれた

私と関わる

私以外のたくさんの命たち

私とは違う作りの

魂たちと

私は出会い

なんどもなんども

心の中で

熱いあいさつを交わす

あなたの命の様を

見せてくれてありがとう

私の魂はこんなふうだよ

こうやって

魂を見せ合えて

触れ合うことができて

涙が出るほど

嬉しく思っているよ

声ではない声で

そう伝えた

私はそんな風に

胸の中で

私以外の膨大な数の魂たちと

触れ合う喜びを

オレンジの夕陽が沈む地平線を眺めながら

味わっている

傍にいる

私の理解者

サイ

国をまたぎ

言葉を超えて

このオレンジの大地に立っている

私とサイ

地面に座り

私にとっての素晴らしい

世界との調和が

こうして現実になっている

私は世界と調和している

オレンジの地平線とサイ

私は

サイのような

私とは違う作りの魂たちを

私という小さな腕で

サポートできることが

本当にしあわせだ

ダイナミックな命の循環を

惜しげも無く

見せてくれている

彼らは

私にとっての福音

福音の喜びに触れていられる

この幸せを

私は私に用意したのだ

そんな心地になるまで

自分の世界を進んできた私の元へ

この喜びを用意した

天使の私が降りてきた

天使の私は

私の顔を見つめ

私の瞳を見つめ

瓜二つの形が

重なり合った時に

私の世界は

トーラス構造のように

ひっくり返った

オレンジの地平線に佇むまで

進んできた私の長い道のりは

天使の私から見たら

それは一瞬の出来事だった

私は人間の世界の条件を

いくつもくぐって来なければいけなかったけれど

天使の私にとっては

それは

なんでもない

一瞬の出来事だった

天使の私が願ったことは

一瞬で全てが

叶う

私と瓜二つの天使は

過程を経験することを

知らないのだ

そうだったのか

だから

人間の私には

どうやって叶えていいかわからないことも

願いとして生まれてきていたのか

天使は

願えばすぐに叶う

そして

過程を知らない

私は

願いが叶うには時間がかかる

そして

過程を味わってきた

そして

出会った瓜二つの私たちは

願うこと

叶うこと

過程を味わうこと

そのどれをも

携えている

オレンジの地平線に佇む私は

そんな風に

一段階ステージアップした

調和の中にいた

とてもスピードが早く叶い

ゆっくり味わいながら

体感している

私はこのステージアップした調和の感覚で

次は

地球でどんな風に生きようか

イメージしている

サイや

象や

そのほか毛足の長いものたちと

どんな風に生きようか

イメージしている

そして

その時思いついたことを

天使の私に

瞳で伝える

瓜二つの

私たちは

顔を見合わせて

そして

それが叶うことを

知り

にっこりと

笑いあった

私は

私のまま

天使の私と

かるく

生きるのだ